小学生 学習塾 東三条駅前 個別
KATEKYO学院東三条駅前校教師の梅津です。
この記事を開いてくださり、ありがとうございます。
今回は、小学校の「算数」学習の大切さについて書きたいと思います。
前回の国語とならび、算数も得意・不得意のわかれやすい教科ですが、小学校での算数がその後の学習にどのように影響するかについて、覚えておきましょう。
(1)「算数」の得意・不得意の分かれ目は?
算数の特徴の一つに、「抽象的な事柄について考える」ということがあります。
低学年では、例えば「アメ50個を10人に同じ数ずつ分けると、一人分は何個になりますか」というような分かりやすい事柄を取り扱いますので、この段階では、計算が早い生徒さんがテストで高評価を得ることが多いです。
しかし高学年になると、「速さ」や「割合」といった単元が登場します。
これらの単元は急に理解が難しくなり、苦手意識を持つ生徒さんが多いのですが、それはなぜでしょうか?
速さを求めるために距離を時間で割ることや、割合を求めるために比べられる量をもとにする量で割るといった考え方は、小学生にとってかなり抽象的です。
このような考え方は、その仕組みを十分に納得しないと身に付けることができません。
この段階くらいから、ただ計算が早い生徒さんより、普段からじっくり考えている生徒さんが高評価を得るようになってきます。
(2)「算数」から「数学」へスムーズに進むには?
そして中学校・高校での数学は、むしろ抽象的な内容がほとんどです。
特に中学数学の難関の一つであり、高校入試でも必ず出題される関数分野は、抽象的であるために理解が難しくなっています。
その時に、比較的苦労せず問題をこなせる生徒さんは、小学生の時から考え方の仕組みを十分に理解し納得する勉強をしてきた人達です。
まれに、小学生のなかには「問題文中に“あわせる”という言葉があったらたし算、“ちがい”という言葉があったらひき算をすればよい」というように理解をしている生徒さんもいます。
しかし、こうした理解では、抽象的な問題になると対処するのが難しいでしょう。
つまり、単純な内容だからといって簡単に学習を済ませるのではなく、その仕組みをしっかり理解し納得するまでを習慣にしておくことが大切なのです。
KATEKYOでは、目の前の問題に正解することだけでなく、その仕組みを十分に納得する習慣づくりを行っています。
(3)「算数」は「数学」以外の教科の土台にも
「抽象的な事柄について考える」という点は、他の教科にも共通します。
特に、中学生以降の理科では、この考え方ができる生徒がだいぶ有利です。
例えば「原子・分子」や、「エネルギー」といった、目に見えないもののはたらきについて考える際、算数・数学で身に付けた上述の習慣が役に立ちます。
そして実は、これらの単元は苦手とする生徒の多い分野でもあるのです。
できれば、苦手意識を持たずに中学生活を過ごしたいですよね。
そのためにも小学生の早い段階から、いろいろな考え方の仕組みを十分に納得することを“習慣”にする必要があるのです。
目の前のテストが高得点だから、と安心せず、将来にもつながる習慣をKATEKYOで一緒に身につけませんか?
ただいま夏期講習を承ってます!⇒くわしくはコチラから
資料請求は👇こちらから
無料相談は👇ここから申込めます
三条市の小・中・高・既卒生応援
■KATEKYO学院 東三条駅前校
■新潟県家庭教師協会 三条事務局
0256-32-3333