中学生 学校ワークの使い方 定期テスト対策 加茂駅前校 個別指導 KATEKYO
加茂市内・田上町内の中学生のみなさんこんにちは。KATEKYO加茂駅前校、教師の渡邉です。定期テストはまだ先ですが、今回は中学生(特に中学1年生と2年生向け)の皆さんへ向け、「学校ワーク(以下ワークと表記)の使い方」について話したいと思います。少し長くなりますが、参考になると思いますので、ぜひ、最後までお読みいただけますと幸いです。
ここでちょっとご覧いただいている皆様のためにワークについてふれておきますね。
【学校ワークについて】
・各学年ごとに教科書とセットで5教科配布されている。
・定期テストのたびに「その範囲を2回繰り返しやって提出しなさい」と中学校側から指示される
学習教材。
・ほぼ毎回各教科30ページくらいがテスト範囲になっている。単純計算すると、5教科すべてを2回やらないといけないため、 「30ページ×5教科×最低2回繰り返す=300ページ」をお子様は定期テストのたびに毎回取り組まなければいけない。
また、学校への提出期限があり、提出は定期テスト当日という学校が多いです。
提出物ですから、当然、提出しないと内申点(学期ごとの通知表)に影響する。
さて、みなさん、ワークはどのような活用の仕方をしていますか。
以下1~3から当てはまるものを選んでください。保護者様がご覧になっているようでしたら、お子様のことを考えてあてはめてください。
1.定期テスト前にいっきにやるけど、ちょちょらに取り組むタイプ
テスト範囲が広すぎるので必死に解答を写していたり、さらっと取り組み、赤ペンが多い状態。それでもやるべきことが多すぎるため終わらないままだったり・・・(>_<)
2.定期テスト前にがっつりやるタイプ
範囲表が配られてから、指示されたテスト範囲を必死に終わらせる。
3.テストの有無に関わらず定期的に取り組むタイプ
授業で習ったら、その内容を追うように、その日のうちにまたは1週間分をまとめてなど、取り組むスパンを短くし、定期的に復習している。
さて、お子様は現在、上の1~3のいずれに当てはまりましたか。
多くは「1か2」に該当するのではないでしょうか?定期テストのたびに、毎回300ページもやって学校に提出しないといけないなんて大変ですね。でもそれは、テスト直前にまとめてやろうとするから大変なのであって、ぜひ、これから考えを改めていけば良いだけのことです。
「ワークは短いスパンで取り組むもの!」と。
こんな話を私がして良いかどうかは分かりませんが、ワーク自体が箸にも棒にもかからないほどの悪い教材ならば短期集中型で解答を写すのもありなのかもしれません。しかし、実際普段から指導に使うことも多くありますが、本当に良い教材なんです。
【理 由】
(1)学校の教科書に沿って作られていて対応する教科書ページも表記されている
(2)難易度が「基本、標準、応用」の3段階に分かれており問題量も十分
(3)何と言っても解説がしっかり書いてあるので生徒さんが1人で学習しても理解しやすい
こんなに良い教材を学校から配られているのです。これを活用しない手はありませんね。
以下にワークの使い方を提案してありますので、今後の参考にしてください。
基本は、学校で習ったところを自宅に帰ってきたらその日のうちにやるのがベストです。
【取り組み方法】
1.学校で習ったところを教科書、ノートで復習
≪1回目の取り組み≫
2.その範囲を理解しているかどうかをワークの該当ページで問題を解いて確認する。丸付けは自分の解き方を忘れないうちにした方が良いので1ページ毎にやり、解けたかどうかを○、△、✖の3段階で評価してそれを問題番号脇に記入する。
記入例
問題1⃣番
○(1)(○は正解していていつでも自信を持って解けると判断したもの)
△(2)(△はケアレスミスや解けたが自信がないもの)
✖(3)(解けなかったもの)
3.△と✖の付いた問題をワークの解説、教科書、ノートなどで直ぐに復習する
≪2回目の取り組み≫
4.次の日もしくは3日後に△と✖の付いた問題をもう一度やってみる。
そのときも○、△、✖の印を1回目に付けた印の脇に書き込む
また、解き方などで新たに知ったことや気付いたことがあったらワークの余白に書き込む
記入例
問題1⃣番
○ (1)
○△(2)
x-2=M と置き換えて解くと楽に解ける←書き込み
✖✖ (3)
比の式が上手く立てられなかった←書き込み
≪3回目の取り組み≫
5.テスト2~3週間前になったら2回目のときの△と✖の問題をまた解いてみる。
そのときも○△✖の印を2回目に付けた印の脇に書き込む 。2回目同様、気付いたことなどあれば更に書き込む。
このように学習を計画的に取り組むことで、3回もワークの演習ができます。
さらに良いことに、都度、学習しているため理解が深まります。
「○、△、✖の印」を付け3回も学習している形跡が残っていて、気付いたことがなどをワークに書いてあれば、学校の先生がご覧になったらどう思うでしょうか?
もし私が先生の立場なら、2回やれば良いところを3回も復習していて、さらに自分なりに理解しようとしているコメントなどが書いてあればその評価は最大にしてくれることでしょう。
ぜひ皆さん、この機会にワークのやり方を見つめ直してください。上手なペースですすめられず、未だに「1や2だ」というお子様がいらっしゃるようでしたら、遠慮なくKATEKYO加茂へご相談ください。
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