こんにちは。十日町駅前校・六日町駅前校の長津です。
5月も中旬になりました。新しい生活にも慣れ、少し疲れも感じるころかもしれませんね。
しかし、高校では六日町高校、八海高校、十日町高校、十日町総合高校、小出高校、十日町総合高校で、中学校では十日町南中学校が1学期中間を行います。範囲はそれほど広くないですが、新年度最初の定期テストで良い成績は収めたいところです。
さて、今回は教室自習の効果を皆さんに知っていただくために、十日町駅前校・六日町駅前校の受講生Kさん(現高1)の学習例をご紹介します。
まずは、下のグラフを見てください。
青い折れ線グラフは先日ご紹介した在籍4中学の確認テストの平均点の推移(確認テストの推移に関する内容は→こちら)、オレンジの折れ線グラフは、受講生Kさんの推移です。点数の詳細をお伝えすることはできませんが、1目盛は5点です。
第1回では平均点を下回っていましたが、第5回では平均点を超えました。第1回と第5回の差はなんと50点!確認テストの点数が伸び悩む生徒さんが多い中、立派な成果を残しました。
Aさんの成果の秘密は、1対1個別指導はもちろんですが、自習にあります。下の表はKさんの教室の自習スペースの利用状況です。
もともと教室自習は面談時にKさんに提案したものですが、しっかりと提案を理解してくれ、受験直前の1・2月になると教室開放日は毎日のように3時間近く自習をしていました。自習利用の効果の高さも理解し、高校進学後も学校帰りに教室自習を続けています。ただし、いきなり長時間の自習ができたわけではありません。段階を経て、現在に至ります。
まずは、Kさんに「勉強をするところ」と「休むところ」をしっかりと区別してもらうことを目的に教室自習をスタートしました。どうしても家ではメディアなどの集中を阻害するものが多くあります。くつろぎの空間を勉強の空間にすることは、大人でも難しいものです。特に学習習慣が身についていない生徒さんほど、難しくなります。
彼女に知ってもらいたかったのは、誘惑と闘いながら2時間勉強するのであれば、90分ガッツリと勉強して30分やりたいことをやる方が、学力も向上し、時間も有効的につかえることを実感してもらうことでした。
また、教室での自習を進めた理由は他にもあります。それは、公共施設と違い、KATEKYO学院の教室では、スタッフが生徒さんの頑張りを把握できたり、声がけができるからです。自習の取り組みをスタートしたばかりは、テストの結果が出るまで効果を実感できないまま頑張り続けなければいけません。そういった状況では、集中が切れた時、頑張っている時の声がけが学習継続の大きな力になります。Kさんも自習を始めた頃は、集中が切れることも多く、「大丈夫?」と声をかける場面も多くありました。
次の段階は、テストで成果を実感したあとです。「きちんとした勉強をすれば結果が出る」という手ごたえをつかむと、自習の集中度が上がります。同じ学習時間でも集中している時間が増えれば、学習効果はさらに上がります。このころになると、スタッフの声がけも「大丈夫?」から「頑張っているね!」に変わります。また、相乗効果で「帰宅後も学習することが増えた」とKさんのお母さんからご報告もありました。
最後の段階は、自分の現状と目標の差を感じた時です。特にKさんの場合、12月の自習利用が減り、第4回確認テストで思わぬ躓きがあったことで、「やらなければ成績は落ちる!」を強く意識できたこともあると思います。これまで作ってきた「集中して学習をする」という土台に目標達成のための必要な学習時間という意識が加わり、長時間の自習も取り組めるようになりました。
学習習慣の養成は学年が上がれば上がるほど難しくなります。まずは、「勉強するところ」と「休むところ」を区別するところからスタートしましょう。また、慣れるまでコツコツと継続していくことが大切です。多くの生徒さんに十日町駅前校も六日町駅前校も自習スペースを利用してもらいたいと思います。
※成績の向上は個人差があります。生徒さんそれぞれに合った学習プランは教育相談をお申込みください。
十日町駅前校・六日町駅前校の資料はこちらからご請求ください。
相談はこちらからお申込みください。
※初めてのLINEで相談する方は【長津(KATEKYO学院事務局)】を友達追加してください。