小学生 燕中等教育学校 選考検査 加茂駅前 個別指導塾 KATEKYO
いよいよ、燕中等の選考検査まで残り3か月程度です。小学6年生の生徒さんは、その対策に向けて学習していることと思いますが、上手く勉強はすすんでいますか。
以前も、選考検査につきましてお伝えしておりますが、あらためて入試内容や入試対策についてお話します。新潟県内の私立中高一貫校とは違い、県立中等教育学校の入試内容は独特です。
来年度、入試を希望されている生徒さんはもとより、再来年度以降、「希望したい・興味がある」という生徒さんはぜひ、参考にして下さい。
以下、「入試情報」及び「入試対策」です!
1. 令和7年度入学者選考検査(予定)
●募集定員 80名(2学級)
●検査日 令和7年1月11日(土)
●合格発表 令和7年1月19日(日)
●検査内容
(1)作文 (2)個人面接または複数面接
※上記内容は予定です。正式な検査内容は11月初旬に県教育委員会の発表をご覧ください。
2.入 試 倍 率
昨年度(令和6年度)は、「募集定員80名に対し、志願者数65名、志願倍率は0.81倍」でした。ここ3年間は1.00倍を割っています。平成29年度では、1.38倍という高倍率だった年もありました。
令和7年度の選考検査倍率がどうなるかは誰も予想がつきませんが、1.00倍を超えるものと考えて対策を取っていくことが入試の前提と考えておくべきでしょう。
3.例年の選考検査内容
(1)作 文
「資料読み取り問題」と「意見文」になります。
例年は、環境や地域に関する問題が出題されています。資料問題においては計算問題が必ず出題されています。ここ2年間では計算問題は2問、資料問題は2~3問の出題でした。なお、意見文は400字以内となります。
(2)面 接
「複数面接又は個人面接」です。
以前はグループ活動でしたが、新型コロナ感染防止のため廃止され、現在は実施されていません。それに代わって、「個人面接」となりました。
質問される内容は「志望理由」など、基本的な質問はもちろん、「外国人に道をたずねられたとき、あなたはどうように接しますか」など、通常では質問されない内容が準備されています。
資料問題出題内容は下表の通りです。
上表一覧からもお分かりの通り、「環境問題や自分の住んでいる地域」など、様々な内容が出題されていますから、テーマを絞り込むのは難しいと言えます。多岐に渡るテーマに沿って練習していく必要があります。
4.選考検査に向けた対策
燕中等教育学校の選考検査に向けて、今から取り組まなければならないことは5つです。
①書き言葉に慣れる
小学生はついつい話し言葉で文章を書いてしまいがちです。
書き言葉と話し言葉は区別して、練習する必要があります。
間違い例として、
「話してる」(話し言葉)→「話している」(書き言葉)や「今日は祝日です。なので、お出かけします」(話し言葉)→「今日は祝日です。だから、お出かけします」(書き言葉)などがあります。
②長い文章に書き慣れる
中等教育学校の作文の文字数は400字以内です。ただし、いきなり400字をまとめるのは小学6年生のお子様には難しい話です。例えば、50字程度からまとめる練習をすると良いと思います。
そして、「100字→200字→300字→400字」と段階を踏んで、字数を上げ、書き慣れていく訓練をすると良いでしょう。
③計算問題に取り組む
中等教育学校の資料読み取り問題では計算問題が必ず出題されます。
ここ7年間は毎年、「割合を利用して解く問題」が出題されています。令和4年度では「棒グラフ」を書き込む問題が出題され、慌てた生徒さんが多かったようです。
割合の公式「割合=比べられる量÷もとにする量」を使い、類似問題に取り組み、グラフを作成する練習をすると良いでしょう。
④時事問題を理解する
上表の選考検査の一覧から分かる通り、環境や技術進歩など様々な時事問題が出題されています。
例えば、電気のエネルギー量が増えているのはなぜか?それは産業の発達や私たちの生活を快適かつ便利にするために増えているからなど、問題の因果関係に注目して理解を深めていくことで、より深い内容が書けるようになります。
⑤意見文が書けるように経験を積む
作文を上手に書けるようになるには、身近なところで、普段、皆さんが学校活動やご家庭でどんな経験を積んできたかによるところも大きいでしょう。日頃から環境問題や自分の地域に興味を持って、実践していけたら良いかもしれませんね。
「節電のためにいつも電気をこまめに消す」や「川を汚さないためにシャンプーや洗剤などを使い過ぎない」など、自分でできることから始めてみることも良いでしょう。
5.最後に
上述の通り、県立中等教育学校の選考検査は教科試験ではないため、生徒さん1人では学習しづらい内容です。作文は感想文ではありませんから、特に練習していく必要があります。
KATEKYO加茂では、過去に出題された作文の分析や過去の面接内容をまとめた資料もあります。
「作文対策や面接対策」ともに、総合的なサポートをご提供しています。
まずは、お気軽にKATEKYO学院加茂駅前校までお問い合わせ下さい。
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