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KATEKYO学院燕校です。今回の合格指導事例は国公立大学を受験した生徒さんのお話です。高校3年生からスタートした理系の生徒さん、共通テストで国語の得点を伸ばしたいということで夏休み前の6月にKATEKYOへ入塾し、指導開始。共通テストまで7カ月という状況でした。
▮得点率26%からのスタート!
6月の共通テスト摸試を確認したところ、理系教科は得点率50%前後、一方、現代文の得点率が33%、古典17%、国語全体では26%でした。この生徒さんの志望大学の共通テストの得点率ボーダーは65%で、特に「国語」で足を引っ張っていました。現代文や古文の読解問題を解かせてみると、答えを選んだ理由が曖昧である点に問題があると考えました。国語の正答は原則本文中にあり、その中から「答えの根拠」を探し出すことが重要です。まずは、本文中から解答を読み取れるような対策から開始しました。
▮筆者の主張を視覚化!
現代文の答えの根拠を明確にするためには、本文自体に書き込みをして、「筆者の主張の視覚化」を徹底。これをすることで筆者の主張が分かりやすくなります。
👉やり方のポイント3つ
①接続詞に印を付ける
②指示語に印を付ける
③筆者の主張に線引きする
例えば、「しかし」「だが」「けれども」など、逆接の接続詞は前の文と反対のことを述べるぞ!と筆者が教えてくれています。また、「つまり」「すなわち」などの要約・言い換えの接続詞は筆者が主張を簡潔に述べるぞ!と伝えてくれています。この2つの接続詞の後には、答えの根拠となる筆者の主張があります。指示語も下線部中やその前後の指示語の内容は答えの根拠になる可能性が高いため、必ず何を指しているかを考えさせました。これら接続詞・指示語に関する文章に線を引くことによって、本文から根拠を導きやすくなります。この書き込みを問題ごとにさせていきました。
▮本文と現代語訳のズレを解消!
古文では、古文法は意味や活用、接続は自分自身で覚えてもらい、問題中の分からない文法に関しては説明。問題点は現代語訳でした。古文読解にとって大切なことは、問題文の現代語訳と自分の考えた現代語訳にズレがないことです。ズレが大きいと失点が多くなります。
生徒さんは、単語力の知識不足で訳のズレが生じ、失点している状況でした。
そこで正しく訳するために「古文単語の暗記」に重きを置きました。ただ、「暗記が苦手なんです」と言っていたため、「漢字のイメージで覚える」を勧めました。例えば、古文単語の“めでたし”は「すばらしい」という意味です。漢字だと“愛でたし”と書きます。“~たし” は “~したい” という意味があり、「愛したいほど“すばらしい”」と覚えるとイメージしやすくなります。こうしたやり方で古文単語の暗記できる量を増えていきました。おかげで現代語訳のズレも少なくなり、上手く訳せるようになっていったのです。
▮本番では古文が満点に!
とにかく多くの問題に取り組ませ、結果10月の共通テスト摸試では国語の得点率が50%前後にまで到達し、本番の共通テストでは、現代文は64%、古文はなんと満点(100%)、 国語全体でも71%を獲得し、総合得点率も67%まで上げてくれました!!
こうした頑張りのおかげで志望していた国公立大学へ合格!!受験まで残り7カ月という短い期間でも、意志と実行力次第では伸ばすことも可能という指導実例です。
国語以外の教科においても、問題文を理解して解かなくてはいけません。つまり、国語の読解力向上は他の教科にも繋がる大切な力となるのです。中学の定期テストや高校受験でも問題文の理解ができていないと解けない問題が増え、その重要性が増しています。
国語という教科は一人で学習することが難しい教科であり、どうしても後回しになりがちな教科と言えます。
国語の学習に不安があるようでしたら、KATEKYO燕校に、まずはお問い合わせ下さい。
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