12月になりました。
長岡高専の学力選抜試験は来年2月12日(日)ですから、
残り2か月あまりとなります。公立高校入試よりも実
施日が早いため、学校授業を先取りする必要がありま
す。すでにそれを終えて、過去問を中心に問題演習に
取り組み始めている高専希望生も多いことでしょう。
ここで今一度、高専入試と公立高校入試の違いについ
て確認しておきたいと思います。
①全てマーク式である
②理科→数学→英語→国語→社会の順で実施
③理科・数学・英語は傾斜配点の200点満点
④数学では、学校授業でほとんど触れることが
ない「規則性」の出題がある
まず①ですが、
「マーク式=選択問題」ではありません。数学は課程
を解答する問題がありますし、理科の一部の問題も同
様です。
次に②については、
公立高校入試や確認テスト、また模試とも異なります。
過去問を解く際には、この通り(理数英国社)の順で
行うことが必要です。
また③ですが、
高専を希望する生徒さんの大半が、この3教科を得意
としています(理科・数学・英語が得意だから高専を希望
している、とも言えます)。高得点なのは当然ですが、
裏を返せば、この3教科での失点によるダメージも2
倍になってしまいます。
そして、
②③を考えると「前半の3教科が勝負のカギを握って
いる」と言っても過言ではありません。
最後に
④ですが、この「規則性」に手を焼く受験生が多いの
が現実ですが、学校授業ではほとんど取り扱うことが
ないため、対策をしっかり行って試験に臨む必要があ
り、これを怠ってしまうと合格から遠のいてしまいま
す。実は、高専を希望する生徒さんからのご依頼で最
も多いのが、この「規則性」です。なお、これは高校
数学の「数列」の知識があれば比較的容易に解くこと
ができるため、KATEKYO柏崎では授業にもそれを取
り込んでいます。