新発田駅前の本町に位置する完全個別指導塾のKATEKYO学院 新発田駅前校です。
こんにちは!KATEKYO学院・新発田駅前校の教師Iです。
KATEKYOってどんなとこ?と思っている生徒さんの多くが気になるのが、
「どんな先生や生徒さんが在籍していて、どんな指導例があるのか」
ではないでしょうか?
様々な指導実例をご紹介させていただきますので、ぜひ塾検討の参考としてお読みいただければ幸いです。
指導実例【13】
今回は、数学がとにかくニガテだった生徒さん(当時中学1年生)の指導についてご紹介いたします。
中1初期の正の数・負の数の加法・減法からつまづいてしまっていたので、まずはそこから何度も何度も練習を重ねました。
しかし、始めのころは時間をかけて練習してもなかなか上手くいかず、気持ちが切れてしまうこともあったので、毎回「ここができるようになった」・「ここが今後の強化ポイント」のようにメモを取り、ゆっくりでも確実に前進していることを確認しながら進めていきました。
また、分からない問題があると、考えすぎてフリーズしてしまうことがあり、その疲れから長時間の休憩が必要になることもあったので、家庭学習では「疲れすぎないこと」を気にしながらに進めていきました。
受講開始後の最初の定期テストでは、予想通り数学は悔しい結果となったものの、他の教科は今までよりも得点できていました。
KATEKYOで苦手教科の手当てをしていると、自学の際に苦手教科に割く時間を減らすことができ、その結果他の教科の点数があがるという典型的な結果だったと感じました。
決して悪い傾向ではなかったため、引き続き数学中心の対策を進めました。
そして半年程経過した頃、生徒さんが不思議なことに気づきます。
計算問題のみではありますが、スピードを上げて解いてもいつの間にかケアレスミスをほぼせずにできるようになっていたのです。
その時は生徒さん自身が1番驚いていたのですが、実はこれにはしっかりとした準備があったのです。
少し前から、この生徒さんの取り組み方や考え方の傾向を、何気ない会話の中から拾って分析をしていきました。
いつもどうやって勉強しているのかを細かく確認するようにしたところ、大きく3つの原因が見えてきました。
まず一つ目は、
「練習と練習の間の期間が長くなると、習った内容が頭の中でごちゃごちゃになりやすい」
二つ目は、
「数学へのニガテ意識が強いことで他の宿題よりもついつい後回しになってしまい、次の授業前日にまとめてやっていた」
そして三つ目は、
「自分の中で『なんとなくこうだろうな』と思い、根拠のない自分ルールで計算していた」
この3点が苦手克服を遅らせる主な原因になっていました。
例えば、三つ目であれば、「1/2で割る」ことを「半分に割る」と脳内で言い換えてしまったりしていました。
この三つの改善にスポットを当てて指導を進めていったところ、半年後には複雑な計算問題でも速く正確に解けるようになったのです。
そこからは計算以外の分野でも、生徒さんと一緒に「どう間違えたか」というつまづきのパターンを一緒に研究し、弱点を一つ一つ克服していくことができました。
すると1番苦手だった数学が、少しずつ得意科目に変わっていき、最終的には第一志望の高校に合格することができたのです。
基本をしっかりと身につけることに加えて、自分自身の考え方のクセを自分で把握することで、ニガテを得意に変えていくことができることをこの生徒さんの指導を通して改めて指導する側が学ぶことができ、それは私の指導のレパートリーとして今も役立っています。
みなさんもKATEKYO学院で、ニガテ教科を一緒に得意教科に変えてみませんか?
■KATEKYO学院 新発田駅前校
■新潟県家庭教師協会 新発田事務局
0254-23-8899
無料教育相談は随時承っています。
詳しい資料のご請求はこちらからどうぞ。