みなさんこんにちは。十日町駅前校・六日町駅前校の覚張です。
新米が店頭に並び始めて少し経つと思いますが、みなさんは新米を召し上がったでしょうか?元気の気の字は以前は『氣』と書かれていました。米が入っていることから、日本人の元気の源はやはりお米なのだと感じます。美味しい新米を食べ、日々元氣に学習や部活を頑張ってください。
お米といえば、全国的におにぎり専門店の出店が増えているそうです。近年魚沼十日町地域でも新たなおにぎり屋さんができ、その人気を感じます。
ですが、「おにぎり」というよりも「おむすび」というほうが美味しそうな印象を受けるのは私だけでしょうか?
「おにぎり」と「おむすび」は、どちらも日本の伝統的な食べ物で、基本的には同じものを指します。ただし、地域や文化、呼び方の違いにより、少し異なる意味合いが含まれることがあります。
1. 語源の違い
おにぎり:「握る」動作からきており、手でご飯を握って作ることから「おにぎり」と呼ばれます。
おむすび:「むすぶ」動作からきており、手で形を整えることから「おむすび」とも呼ばれます。
(諸説あります)
2. 地域差
東日本(特に関東地方)では「おにぎり」という呼び方が一般的です。
西日本(特に関西地方)では「おむすび」という呼び方が一般的です。
3. 形の違い(場合による)
おむすび:三角形の形をしていることが多いとされます。
おにぎり:形に特に制約がなく、円形や俵型など様々な形が存在します。
ただし、現代ではこれらの違いはあまり厳密ではなく、どちらの言い方も全国的に通じます。また、両者の違いを明確に区別する基準はなく、個々の認識や好みによるところが大きいということです。(ちなみに、大きく作ったものが「おむすび」で小型のものが「おにぎり」というサイズ説や、固く作ると「おむすび」ゆるく作ると「おにぎり」という力加減説もあるそうです)
「おにぎり」が「握る」からきていることを前述しましたが、作るときの手の形や動作を思い浮かべると、どうも「握る」という言葉のイメージとはズレを感じます。
私は「握る」というと、両手を合わせるよりは片手を閉じることを思い浮かべます。ですので、なんとなく「おにぎり」というと子供がご飯をいたずらして片手で掴み、「握って」いるところを連想してしまします(やや行き過ぎた妄想でしょうか?)。何となく美味しそうなイメージと結びつかないのはそのためです。そういった印象にならない分、「おむすび」のほうが私には美味しそうに感じます。語感的にも「おむすび」のほうが柔らかくて優しい響きを感じます。(あくまで個人的な感想ですのでどうかあまりお気になさらずに)
「むすぶ」という言葉に、「結ぶ」「繋ぐ」といった意味も含まれており、例えば、人と人との絆や運命を結ぶというイメージを含めることができます。現在放送中のNHK朝ドラのタイトルが『おにぎり』ではなく『おむすび』なのもそういった理由からでしょうか。
このように、ほんの些細な言葉の違いに過ぎませんが、人により、場合によっては受ける印象が変わるということはあるものです。みなさんに身近なことで言えば、「勉強」でしょうか。私は「勉強」は嫌いです。「学習」することや、もっと固く言えば「学問」することは嫌いではありません。「勉強」という言葉をどう解釈するかは人それぞれかもしれませんが、私は「強(し)い」て「勉(つと)める」と感じています。やりたくないことでもあえて頑張るイメージです。ですからみなさん、「勉強」ではなく「学習」「学問」しましょう!
それではまた次回。
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