【社 会】
大問【1】・大問【2】について
地理問題 配点【1】14点 【2】16点 計30点
設問数は12問でした。地形図や雨温図、統計資料など、例年通り様々な図や表からの出題になりました。大問【1】の世界地理の問題では、地図図法の問題が出題され、各図法の特性を掴んでおく必要がありました。統計資料は見慣れた項目だったので、各都市の各分野の特徴を理解していれば解きやすかったはずです。大問【2】の日本地理の問題では、地形図の読み取りが3年連続出題されました。
大問【3】・大問【4】について
歴史問題 配点【3】15点【4】17点 計32点
設問数は13問でした。今年はテーマ別の資料や歴史年表をもとに答える問題となりました。大問【3】は古代から近世の社会の様子について問う問題、大問【4】は年表を通じて近現代の出来事を問う問題でした。大問【3】の資料は教科書や資料集にも出てくるもので、比較的解きやすい問題でした。大問【4】の写真資料は教科書等では見慣れないものでしたが、問題文中に説明が書いてあったので、そこをヒントに解けば判断しやすかったはずです。出来事の因果関係を問う問題は4年連続出題されました。
大問【5】・大問【6】について
公民問題 配点【5】28点【6】10点 計38点
設問数14問でした。昨年同様、今年もテーマと資料を読み取る問題となりました。大問【5】は4つのテーマに分かれて問われる問題、大問【6】は地球温暖化対策に関する資料の読み取り問題でした。大問【5】のテーマはオーソドックスなものでした。大問【6】では、公民での年代の並べ替え問題は珍しく、戸惑った受験生も多かったと思います。公民全体で記述が4問出題されて、うち2問は50字と55字の字数制限がある問題でした。難易度はかなり高かったと思います。
令和6年度(2024年度)
入試対策に向けて
1.地理は、地図・写真・統計資料・雨温図など様々な資料からの出題が多いため、教科書やワークだけでなく、資料集も使いながら学習していく必要があります。地形図はこれからも出題の可能性が高いので、地図記号や等高線、縮尺など問題に慣れておいて下さい。
2.歴史は、満遍なく出題される傾向にあります。テーマ別の出題となるため、各時代の政治・文化・農業・商工業など「分野別」学習をしていくことをお勧めします。また、出来事の因果関係を問う問題が4年連続出題されています。1つの出来事に対して、背景や結果を関連づけて覚えていくことが必要です。
3.公民は、地理・歴史に比べて得点が高い傾向にあります。テーマ別の問題はワークや入試用問題集を数多くこなしていくと良いです。
記述の問題は大きく分けると「しくみ」と「理由」が問われます。そこに重点をおいて、書く練習をして下さい。資料の読み取り問題は2年連続の出題で定番化しつつあります。教科書の内容だけでなく、時事的出来事にも関心を持ち、日頃から新聞やニュースを見て、資料などを読み取る力を付けていきましょう。
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