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新津駅前校教師の栗林です。
数学の勉強においては計算は避けて通れないものであり、基本は正答しなければ点数は貰えない教科です。問題によっては、誤答であっても途中式が正しければ部分点をもらえますが、果たしてそれって良いことなのでしょうか? 少し考えてみてください。「300円の品物を買うのに500円出しました、お釣りはいくらですか?」という問題があったとします。これは間違える人はあまりいないでしょう。なぜならば、皆さんはこの問題の解法を誰もが知っているからです。これが数学です。
ちょっと極端な表現になりましたが、正答しなければ意味がないことを言いたかったのです。たしかに「結果だけではなく、その過程も重要だ」というのが教育の基本姿勢ですが、そこに甘えてはいけません。「ある問題が提示されて解法は教わりました、では、ケアレスミスを除けばあなたは確実に正答出来ますよね」というのが教科としての数学だと思います。特に計算分野では、この姿勢が重要ではないでしょうか。
数学では「面倒くさい」という姿勢こそが誤答やミスを生みやすくなります。頭の中で考えたイメージすらも含めて、答えを出すまでの過程を全部ノートに書き出しましょう。これは「過程こそ重要だ」という姿勢でも、勉強をやっている感を出すためでもありません。解法を知っている問題をほぼ100%正答するためには必要なことなのです。実際、テスト本番では時間との戦いになりますから、そこまで書くことにこだわる必要はありませんが、基本的に記述式のテストの場合は、問題集の解答例のような答え方を目指しましょう。「計算ミスだった、イージーミスだった、だから自分は実点数よりは実力がある」それは本当に実力があることになりますか? スポーツや音楽、実社会でミスを繰り返す人が実力があると評価されるでしょうか。ミスをなくすにはミスをなくすための努力が必要です。それが途中式であり、途中経過の記録だと思います。
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