KATEKYO 南魚沼市 六日町駅 1対1指導 個別指導 夏休み 読書 ぼくらシリーズ 教師コラム
みなさんこんにちは。十日町駅前校・六日町駅前校の覚張です。
いよいよ夏休みが始まりました。充実した夏を過ごしてもらいたいと思います。
さて、みなさんは夏休み初日にクラスの男子全員で廃工場に立て籠った中学生たちのことをご存知ですか?ピンときた方もいるかも知れませんね。これは『ぼくらの七日間戦争』という小説のお話です。
『ぼくらの七日間戦争』は、宗田理(そうだ おさむ)さんの書いた小説で、1985年に発表されました。この作品は、中学生たちが夏休みの初日(正確には終業式の放課後)に廃工場に立て籠もり、大人たちとの戦いを繰り広げるという物語です。彼らが学校生活や家庭環境に不満を抱き、大人たちに対して反抗する姿を描いています。 青春小説の一つの形として多くの読者に支持され、後に映画やアニメにもなりました。『ぼくらの七日間戦争』以降、25年にわたって続編小説が次々に発表され、『ぼくらシリーズ』として、番外編も含め45巻を数えます。一連の作品は読者に対して、友情や冒険心、そして自立心をテーマにした深いメッセージを伝えるものとして評価されています。 私は小学生の時に映画を観て、中学生のときに小説を読みました。自分も仲間とこんなことをしてみたいなと胸躍られせたものです。長さの都合などで致し方ないところですが、映画は小説からの設定変更がかなり加えられています。小説だと夏休みなのに対して、映画では1学期中のことになっていたり、立て籠もるのもクラスの男子全員ではなく主要なキャラクター8名になっていたり(途中女子3名が加わります)、原作にはない戦車が登場したりetc. ですので原作を好きになった方が映画を観ると、もしかしたら残念に感じるかもしれません。私としては、とても思い入れのある作品なので、ツッコミどころは多々あるものの、とても楽しめる映画です(挿入歌がまたいい曲なんですよ)。 小説は読みやすく、ライトノベルの走りではないかと個人的には考えています。夏休みの時期になる度にふと読み返したくなります(色々ツッコミを入れながら)。 まずは映画を観て、もし気に入るようなら原作小説を読んでみることを個人的にはおススメしておきます。 ハマる人は一気にシリーズを読み進めることになってしまうかも知れません。そんなふうに読書にはまり込むのも夏休みを有意義に過ごす一手ですよ。 それではまた次回。
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