【担当:KATEKYO柏崎 教務】
大学入学共通テストでは、かつてのセンター試験で試
されていた「知識・技能」に加え、「思考力・判断力
・表現力」も問われるようになっています。
例えば、英語ではセンター試験で出題されていたよう
な単純に発音や連語(イディオム)を問う問題はなく
なり、これらを含めたいわゆる「文章問題」中心の出
題となっています。さらにグラフや図などの資料を示
し、それらを分析しながら解答するタイプの問題に変
わっていることから、センター試験と大学入学共通テ
ストは別物と考えるべきです。
一方、現在、私立大学の多くがマーク式を取り入れて
いますが、それらは未だセンター試験をモデルとした
出題傾向となっています。
つまり、かつてはセンター試験の対策が、私立大学の
対策も兼ねることが多かったですが、大学共通テスト
対策は私立大学の対策にはなりにくいと言えます。
大学入学共通テストと私立大学も別物ということにな
ります。
事実、「第一希望が国立大学のため、とにかく共通テ
スト対策を頑張った」という受験生の場合、国立大学
の合格を勝ち取ることは可能でも、完全に後手に回り、
対策ができていない私立大学の合格は難しくなる、と
言えます。「併願や滑り止めのつもりで受験した私立
大学は全滅だったけど本命の国立大学には合格した」
というケースも出てきています。
また特に私立大学は出題傾向も大学によって異なるた
め、対策も異なってきます。
国公立大学が第一志望という新高3生は、まずは徹底
して大学入学共通テスト対策を行う必要があります。
私立大学が第一志望という新高3生は、各大学の出題
傾向を分析したうえで対策を行うことが重要です。
このように、国公立大学志望と私立大学志望では対策
が全く違ってくることを理解し、「夏休みまでに国立
か私立かを決めれば良い」という考えを捨て、自身の
目標を決めて春から対策をスタートさせる必要がある
のです。
ここで、一つ気になった資料を示します。
これは昨年度までの過去3年間の柏高卒業生の進路を
まとめたグラフです。
国立大学への進学者の減少が懸念されていますが、よ
くよく見てみると、GMARCH(学習院・明治・青学・
立教・中央・法政)は増加しています。私立大学に絞
って対策した様子が伺えます。一方、日東駒専(日大
・東洋・駒澤・専修)は大幅に減少しています。「第
一志望は新大。ダメだったら併願・滑り止めは日東駒
専あたりで」と考える受験生が大勢いますが、それが
裏目に出た結果と想像されます。
~ Part2につづく~
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