【令和8年度】新潟県公立高校入試(英語)徹底分析|増加する語彙数と令和9年度への合格戦略
令和8年度の新潟県公立高校入試(一般選抜)が実施されました。英語においては、昨年に引き続き「読解量の増加」が顕著であり、限られた時間内で情報を処理する力が試される内容となりました。
本記事では、各設問の分析と、次年度の受験生が今から取り組むべき対策について解説します。
各大問の分析と傾向
大問1:リスニング問題(配点 30点)
出題形式は昨年と変わらず、選択問題8問、英文記述問題2問の構成でした。放送文の総語彙数は427語と、昨年より40語ほど減少しましたが、難易度は標準的です。
放送文の中に複数の人物が登場するため、それぞれの行動や情報を正確に聞き取り、整理しながら把握する力が必要でした。
大問2:グラフと対話文問題(配点 12点)
新聞やニュースの利用に関するアンケートを読み取る問題で、形式に大きな変化はありませんでした。語彙数は100語と昨年より若干増加しています。
英作文が「3語以上の1文」と「4行以内」の2問出題されました。4行以内の問題は文章構成力が求められ、配点も高いため、記述の精度が合否を分けます。
大問3:対話文問題(配点 26点)
手紙やカードを渡す意義についての対話文でした。語彙数は534語と若干減少しましたが、設問形式に変化が見られました。
適語補充がなくなり、適文補充が3問に増加。また、語順整序が1問に減り、代わりに指示語を本文中から書き抜く問題が出題されました。文法力以上に、前後の文脈を捉える「精読力」に重きを置いた構成です。
大問4:長文問題(配点 32点)
フィンランドの学校教育をテーマとした文章です。語彙数は639語で、昨年より約140語も大幅に増加しました。
イラストの選択肢が3問出題され、読解内容と視覚情報を照らし合わせて判断する「情報処理能力」が求められました。また、英問英答が3問に増えるなど、全体的に難易度が高まっています。
総評
全体を通じた総語彙数は昨年の1,153語から1,273語へと増加し、「制限時間との勝負」という傾向がより強まりました。文法力は前提として、イラストやグラフといった視覚情報と英文を素早く結びつける力が合格の鍵となります。
令和9年度 新潟県一般選抜入試対策
1. リスニング:耳と口を鍛える
英文を書き取る「ディクテーション」や、音声のすぐ後を追って音読する「シャドーイング」がお勧めです。日頃から少し早めのスピード(1.2倍速など)で練習しておくと、本番の音声が非常に聞き取りやすくなります。
2. 語彙力:早期の定着が必須
まずは英単語・英熟語を早期に暗記しましょう。単語帳での学習に加え、読解演習で分からなかった単語を自分専用のリストにまとめ、一つずつ潰していく地道な作業が、長文読解の土台となります。
3. 多読:長文への抵抗をなくす
今後も読解量が増加する可能性があります。一文ずつ和訳するのではなく、英語を英語のまま理解する力を養うため、500〜600語程度の長文に日々触れ、「多読」を習慣化させましょう。
4. 英作文:プロによる添削を
英作文の分量は今後も増加が予想されます。実際に書いた英文を学校や塾の先生に添削してもらうことで、正しい文法と豊かな表現力が身につき、得点力が飛躍的に向上します。
令和9年度入試に向けて、一人で多読や英作文の練習を繰り返すのには限界があります。
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