内申点 通知表 高校入試 加茂駅前 KATEKYO加茂 個別指導塾
こんにちは。KATEKYO加茂駅前校の教師、渡邉です。
暑い夏が急に終わり一気に寒くなってきました。今時期は勉強にとても良い季節だと思います。中学では、定期テストもすぐそこに迫っていますから、テストに向けて早めに勉強を行っていきましょう。
さて、今回は皆さんに高校合格のための合否資料の1つ、内申点に関するお話をさせていただきます。
ご存じの通り、高校入試合格に大きく影響するのは
① 入試本番での「学力検査(100点満点×5教科=500点満点)」
② 「内申点(5段階評価×9教科×3カ年分=135点満点)」
この二つが合否に関わる数値となります。
県によって高校入試制度は違いますが、新潟県の場合、中学1年生から中学3年生2学期までの評定が内申点に影響してきます。
「3年生になったら受験勉強頑張ろう!」と思わずに、ぜひ「1年生のときからしっかり勉強していこう!」と思ってほしいところです。
新潟県公立高校入試の場合、高校によって「学力検査の結果と内申点の比率」は
・普通科進学校に多く見られる「学力検査7:内申点3」
・実業系学科や総合学科に見られる「学力検査6:内申点4」または「学力検査5:内申点5」
のいずれかになっています。
この比率で算出した1000点満点換算の総合点上位の生徒さんから合格するシステムとなります。
例えば、
三条高校「学力検査7:内申点3」を受験したA君とB君の例を示します。
この二名の入試本番での学力検査結果と内申点は以下の通りと仮定した場合、
上記の通り、A君とB君は学力検査では同じ5教科の総合点です。
しかし、内申点は
A君が108点、B君は103点とA君がプラス5点優位な状況です。
この2名の結果を県教委で公表されている計算式より総合点を算出してみます。
学力検査500点満点が700点満点に換算されます。
A君、B君はともに学力検査の得点が350点ですから
350÷500×1000×0.7
=490点
内申点135点満点が300点満点に換算されます。
A君の内申点(108点)
108÷135×1000×0.3
=240.0点
B君の内申点(103点)
103÷135×1000×0.3
=228.9点
上表の通り、内申点が5ポイントマイナスの場合、総合点が11.1点の開きが生まれます。
逆に言えば、内申点がマイナスだったB君は志望校に不合格になる可能性も秘めているということが言えますし、A君の総合点を上回るには学力試験で11点以上獲得しないといけないという見方になります。
以上から、いかに内申点が重要かご理解いただけると思います。
ましてや「学力検査6:内申点4」や「学力検査5:内申点5」の比率の高校では、なおのこと内申点1点の重さが増していくことがお分かりいただけるはずです。
以上の点から、中学1年生のうちから内申点を上げることは、とても重要な訳です。
それでは次にどんな点に注意すれば通知表は上がるのでしょうか?
それは皆さんが手にする通知表に書いてある以下(観点別評価)のことに注意することです。
1.「知識・技能」
教科書から学ぶ用語知識や計算技能などを身につける
2.「思考力・判断力・表現力」
学んだ知識や技能を駆使して考え、判断し、表現できる
ようにする
3.「学習に取り組む態度」
より粘り強く探求し、協調性を持って積極的に学習に取
り組むこと
上記3つの観点について、より具体的に以下で簡単にお伝えします。
・定期テストでしっかり得点する
▶▶特に重要です。絶対評価となっている昨今でも、やはりテストの結果は評価割合が高いです。
・小テストも常に頑張る
▶▶最近習った知識や技能を使いこなせているか確認されるテストです
・自学ノート(宿題)等をしっかり書いて先生にアピールする
▶▶ポイントを赤などで書き、間違えた問題をそのノートにやり直します。自分がその問題をどうして間違えたのかも問題の脇に書いてその頑張ったノートを先生に見てもらいましょう。
・授業中での各班などでの話し合いなどに積極的に参加する。
また、周りの意見を聞きながら、自分の意見なども発信する。
・実技教科で苦手な内容でも諦めず積極的に実践する
▶▶こうした様子は、必ず教科担任の先生がみているものです。行き詰まったら先生に積極的に質問することで、先生へのアピールが違ってきます。
・提出物は期限を守り必ず提出する
▶▶定期テスト後には、板書したノートや学校ワークを期限内に提出する学校が多いはずです。ノートならば、キレイに纏められているか・板書以外で必要なメモを余白へ記入しているかなど工夫すると良いです。ワークは、丸付けまで必ず行ってください。
・忘れ物をしない
▶▶授業に必要なものは忘れないことです。最近では「オキベン」も多いようですが、それでは自宅での勉強が疎かになります。前の日に必要なものを準備しておくこと。こうした日常となるよう、日ごろから習慣付けしていきましょう。
・分からない問題の質問だけでなく、勉強の仕方なども直接先生に質問する
▶▶先生に質問・相談に行くのは「勉強を何とかしたい」という積極的な姿勢の表われと高評価していただけるかもしれません
これらは一例ですが、皆さんも参考にしていただき、行動していきましょう。受験が迫ってきている皆さんでも、今日からできることは沢山あるはずです。内申点を1点でも多く取って志望校合格へ近づけていきましょう!
長文となりました。お読みいただき、ありがとうございました!
KATEKYO加茂はマンツーマン指導をメインとして「一人の生徒さんを合格させる」ために常に自己研鑽しています。これからも、目の前にいる生徒さんに寄り添いながら「手を変え、品を変え、目の色変えて」情熱を持って指導を行ってまいります。
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