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KATEKYO学院高田駅前校の小林です。高3生の皆さんは、模試をきちんと活用できていますか?前回もお伝えしたように、模試は「今の自分の実力を知り、弱点を克服して次へつなげる」ことが重要です。前回に引き続き、国語の「時間が無くても最低限これだけはやっておいてほしい」模試の振り返り学習についてです。
古語・文法、漢文の句法・語法の確認
大問4の古文、大問5の漢文では、問1~2、3くらいまでは、基本的な語句知識や文法知識などを問う問題が中心です。古文では最初に、本文の一部の正しい口語訳を選ばせる問題が必ず出ます。ここでは、基本的な古語の意味、助動詞、副詞や疑問詞の呼応などの意味を知っているかを試されます。出題された部分だけでも良いので、品詞分解して正しい意味を確認しておくようにしましょう。口語訳の基本は逐語訳です。たとえば、「人にな語り給ひそ」という分であれば、「な~そ(~するな)」「給ふ(~なさる)」等の重要表現をしっかり踏まえて「人にお話しなさいますな」というふうに訳してあるものが正答です。意訳でなんとなく筋を追っている人は、普段の学習時から逐語訳を心掛けることをお勧めします。 また、漢文も同様です。「使AB(AをしてBせしむ)」は使役形で「AにBさせる」、「為A所B(AのBする所と為る)は受身形で「AにBされる」のように、英文法と同じく必ず定型の表現があります。また、「若」という時には「しく(かなう、及ぶ)」「ごとし(~のようだ)」「もし(もし)」等のように、多様な意味があります。このような複数の読みと意味を持つ語もよく出題されます。 古文や漢文は、漢字と仮名で書かれているため「なんとなくわかる気がする」で読んでいる人が多い印象です。英語で「受動態の形は?」と聞けば「be動詞+過去分詞です!」と答えられますが、漢文で「受身形は?」と聞いても答えられない人はわりといるのではないでしょうか。英語と同様、語句、文法、語法の知識を身に付け、構造的に理解しないと、一定以上の点は取れません。模試でその知識を増やしてほしいと思います。
いずれも地味な作業ですが、毎回の模試でこれらの振り返り学習に取り組んでおくと、入試本番までにはかなりの知識を増やすことができます。それは皆さんにとって大きな武器となるはずです。ぜひ今日から始めてみてください。