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《保護者様必見》大学受験の基礎知識② 知っておくべき「総合型選抜」の実態 ~向いている生徒の特徴とは?~【KATEKYO学院 白山駅前校】

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知っておくべき総合型選抜の実態

新潟市中央区白山駅前のKATEKYO学院がおくる「大学入試の基礎知識」シリーズ。第2回となる今回は、近年注目度が急上昇している「総合型選抜」にスポットを当てます。かつての大学入試といえば「一般選抜(筆記試験)」がメインでしたが、現在はその常識が大きく変わりつつあります。

私立大学では入学者のおよそ20%が「総合型選抜」で合格国立大学ではおよそ6%、公立大学ではおよそ5%といまだ「一般選抜」が主流ではあるものの、「総合型選抜」での合格者は年々増加傾向にあります。 いまや、志望校合格を勝ち取るための「確認すべきルート」として定着したこの入試方式。しかし、「学力試験がないから楽だよね?」「学校長の推薦不要だから誰でも出願できるんだよね?」といった疑問や誤解も少なくありません。そこで今回は、意外と知らない「総合型選抜」の仕組みを解説します。それでは早速、見ていきましょう。


🔷総合型選抜とは

「総合型選抜」を一言で表すと、「自分を売り込む入試」です。 大学側が掲げる「求める人物像(アドミッション・ポリシー)」と、受験生の強みや活動実績がいかに合致するかを評価する仕組みになっています。合否の鍵は、自分の強みが大学の求める学生像に合致していること(適性)と、入学後の目標ややりたいことを明確に描いたビジョンの提示(自己アピール)にあります。

したがって、向いているのは以下のような生徒さんです。

志望大学入学の熱意が強く、それを伝えられる
「この学生こそ、我が校に必要だ」と確信させる熱意が鍵です。受験生の個性が大学の求める像と重なったとき、合格が近づきます。

自己アピールできる実績や経験、特技や強みがある
部活動や研究、特技など、これまで継続してきた活動が武器になります。継続の事実は、大学での学習をやり抜く力の証明になります。

入学後にその大学でやりたいことが明確である
「これまでの実績や経験を活かして、大学で・社会で何を成し遂げたいか」というビジョンを明確にする必要があります。

このように、学校長の推薦が必要な「学校推薦型選抜」、学力試験の結果で判断される「一般選抜」と異なり、活動実績と自己アピールで勝負する入試スタイルといえます。


🔷総合型選抜の注意点

学校長の推薦が不要。多教科の学力試験も不要。したがって、「楽に合格できるのでは?」と誤解されがちな「総合型選抜」。特に以下の点には要注意です。

調査書などの出願書類だけでなく、大学が実施する「評価方法」または「共通テスト」が必須
評価方法とは、例えば、「小論文」「面接」「志望理由書」「レポート」「プレゼンテーション」「口頭試問」「実技」「各教科の試験」「資格・検定の成績」「探究活動の報告書」などです。大学によって様々で、小論文重視タイプ・面接重視タイプなど採点基準も千差万別です。どれも学校の授業では扱わないため、対策に苦労する生徒さんが多いです。

試験日程が早い
出願時期は9月から。その後試験が実施され、合格発表は11月1日以降となります。年内に合格が決まるいわゆる「年内入試」が中心です。言うまでもなく、秋までに、対策が不慣れな小論文対策などが必要となるため、早期準備が求められます。

「総合型選抜一本」にするのは非常に危険
「総合型選抜」のみの受験では大変危険なため、並行して「一般選抜対策」(定期考査対策、模試対策)も行う必要があります。したがって、負担が重くのしかかります。「総合型選抜」の対策に時間がかかりすぎて、主要教科の勉強がおろそかにならないようにしなければなりません。万が一不合格だった場合、そこから「一般選抜」に切り替えられるように準備しておく必要があります。

共通テストが課されるケースが増えている
国公立大学の場合、「総合型選抜」でも共通テストが課されるケースが多いです。一方、私立大学では課されないケースが多いです。ただ、前述のとおり、
何らかの評価方法で学力を評価することが必須となっており、その手段として共通テストを活用する大学が増えています。


このように、「総合型選抜」は決して楽な道ではなく、むしろ負担が増えます。また、ボーダーラインや採点基準が不透明なため、何をどこまで仕上げれば良いかが分かりにくいのも難点です。さらに、高倍率になる可能性が高いため、対策を始める前から、あるいは対策の途中で「一般選抜のみ」に切り換える生徒さんも少なくありません。

だからこそ、「絶対にこの大学に入りたい!」という強い熱意のある受験生にとっては大きなチャンスです。その熱意が「一般選抜対策との両立」という困難を乗り切る原動力となります。「総合型選抜」の対策を苦に感じず、「受験機会が1回増える」と前向きに捉えられる生徒さんは、挑戦する価値が十分あると言えるでしょう。

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