時間をかけて勉強しているのに、なかなか結果が出
ない...。たくさん問題を解いているのに、いっこう
に得点が上がらない...。
受験勉強を始めた高3生の中には、そんな悩みを感
じ始めた生徒さんもいるのではないでしょうか。
始めてみなければ分からない大変さですから、決し
て悪いことではありません。
そこで今回はKATEKYO柏崎の大学受験対策のプロ、
丹野隆(たんの たかし)先生に伺いました。
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模試がある度に、間違えた個所にマーキングして貰
い、その問題を解き直しして「何が足りなかったか
ら解けなかったのか?」を考えてもらい、「類似問
題を探して解いて置くように!」と普段から話し掛
けています。
ところが成績が思うように改善されないで困ってい
る生徒さんが大半ではないかと思われます。「言わ
れた通りにやっている?」と問い掛けると「はい、
やっています」という答えが返ってきます。
結果が出ていないのだからと、原因を突き止めて、
具体的な対策をとあれこ
れやり取りした結果、模試
の結果が振るわないのは「問題文をしっかりと読ん
でいない」事であるということにたどりつきました。
更に普段の授業の様子も詳しく聞くと、本人は「理
解している」と言うものの詳細を確認したら、「教
科書の文章もほとんどど読めずに理解は出来ていな
い」ということも分かりました。
その後、更なる原因追及のために模試の数学の問題
文を何人かの生徒さんと
読み合わせをして理解度を
確認してみました。驚いたことに、多くの生徒さん
が問題文を「文章」として読んでおらず、その中に
ある専門用語のみを「拾い読み」しているだけでし
た。それもそれら用語の意味も分からないままで。
話をまとめてみると、多くの生徒さんが問題文をさ
っと眺めて、あたかも「
映像データ」であるかの
ように「アバウト」にしか捉えていません。これで
は
正解に辿り着くのは無理というものです。
それではどうしたら良いのでしょうか?
私たちの周囲にはIT化の進化と共に「情報」が溢
れかえっていますが、そのほとんどが「視覚情報」
です。レストランの写真付きメニュー、スマホで使
う絵文字などはその代表格です。ネ
ット上にはキチ
っとした文章も無い事は有りませんが、キーワード
の羅列が多いです。
つまり我々はいつのまにか情報を得るのに、文章を
「読んで」「考える」と言う手順から疎遠になって
しまい、ひと目で全体が目に入る画像や映像を通し
て情報を入手するようになっていたのです。
「便利」「楽(らく)」の誘惑に負けてしまったので
す。気づいてみれば日々の生活から文章が少なくな
って、画像・映像情報が主流となってしまいました。
新聞を購読していないご家庭が増えていることは分
かり易い事例です。
大学受験の国語対策の一つとして「新聞購読」と長
く言われて来ましたが、その新聞がご家庭に無いの
ですから仕方ありません。
以上のような情報環境にあって何が出来るか、何を
すべきか考えてみました
。
①数学の学習では数多く出て来る「公式」の導出を
心掛けることが対策となり得ます。つまり、どの
ようにして公式ができたのかを理解することが重
要です。
多くの生徒さんが公式を暗記して、与えられた問
題の数値を代入して正解を得ようとしますが、そ
れでは応用問題に対応できないし、しばらく使っ
ていないと公式を忘れがちです。
早速今日から履修してきた全公式の導出に取り掛
かりましょう。公式の導出は通常教科書に詳しく
書いてあります。これを一字一句白紙上に何も見
ないで書けるようになって下さい。
理科も数学に準じて公式もしくはそれに準ずる従
来の暗記事項を、自力で理解して行きましょう。
もし意味が曖昧な用語が出てきたら、巻末の索引
で検索してしっかりと意味を把握して下さい。
とにかく教科書を隅から隅まで理解出来るまで、
繰り返し読んで行きましょう。教科書は最高、最
適の学習教材です。大切にしてください。
②次に国語です。長文を見るだけで嫌気がさす人も
いるでしょうが、国語/日本語 は全ての学習の基
本です。現代文を読むとき、英文と比較すると何
故か「主語」をあまり意識していない事に気づく
かとおもいます。その考え方を改めましょう。主
語は何か?と常に意識しながら読むと理解が深ま
ります。
次にすべきことは「指示代名詞」が何を指してい
るかを明らかにする事です。設問になっていよう
がいまいが、です。当然ですがその答えは指示代
名詞より前にあります。それを探し出して明らか
にする事を習慣づけてください。
共通テストの問題文は益々長文化するものと予想
されています。与えられた時間内でその意味を的
確に把握しないといけません。単に「長文は苦手
です」と言うだけでは何も変わりません。科目に
より微妙な差異は有りますが、日本語で書かれた
問題文を読んで意味を把握し、設問の意味を正し
く理解する事は同じです。
まずは「自分は問題文を正しく読んでいない」と
認識する事からスタートして、改めて身の回りの
「言語情報」を正しく読み取れるよう自己研鑽を積
んで行きましょう。
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いかがでしょうか?
「公式を覚えていれば何とかなる」と思っていたり、
「国語の勉強方法がいまいち分からない(だから後
回しになっている)」という受験生の皆さんには、
参考になったのではないでしょうか。
また、英語では「たくさん単語を暗記して、文法も
しっかり勉強したのに長文の得点が伸びない」と嘆
いている受験生もいるかもしれませんが、もしかし
たら和訳した日本語の理解が曖昧なせいかもしれま
せんね。例えば、「often」を「しばしば」と訳し
た時、その「しばしば」ってどれくらいの頻度か理
解できていなかったり。
まずは、あなたの勉強方法を診断してみませんか?
KATEKYO柏崎
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