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活字に慣れて中学へ入学しよう!!【KATEKYO燕】

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 みなさんこんにちは。KATEKYO学院 教師の渡邉です。秋が深まる時期を迎えています。実りの秋でもあります、皆さん食べ過ぎにはご注意ください。


今回は、2020年より大きく変更のあった小学生英語について書きたいと思います。少々、長文になりますが、小学生のお子様をお持ちの親御様にはご覧いただけると幸いです。

 

小学校での英語学習

小学英語学習は2019年まで5年生から開始していたのですが、みなさんご存じの通り2020年からは小学3年生からの開始となりました。開始時期が2学年も早くなりましたが、英語を母国語としていない他国と比べてみると日本はとても遅い方なのです。文部科学省のサイトによるとタイ・ドイツなどでは小学1年生から、韓国・中国・台湾などは小学3年生から英語の勉強を開始しています。

 

学習内容の増加

2020年からの新課程の指導要領によると小学校で英単語を600~700語程度学び、中学校では更に1600~1800語追加して学びます。小中合計で2200~2500語となります。“う~ん。ピンとこないな~。”と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この数は以前の中学単語数の2倍になります。びっくりですよね!3年生という早い学年から英語学習をスタートするといっても、今まで5・6年生で学習していた内容を、3年生から6年生までの4年間をかけてゆっくり勉強するのではありません。今まで5・6年生でやってきた内容を3・4年生でやり、そして5・6年生ではそれまで中学校でやってきた内容の一部も学習します。単語も増え、頻度の高い連語、代名詞、肯定文、否定文、疑問文などなどいろいろ勉強します。また、新学習指導要領では「小・中学校における英語教育の連携」を目指しています。小学校の英語学習を中学校の英語学習へと連続性を持たせることにより高校卒業までにより高度な英語力をつけることを目標としているので勉強内容はより濃いものとなっています。このようなことから想像できるのは、今後、生徒間の英語力の差がより広がっていくだろうということです。願わくは、初めて英語に触れて歌やゲームが本当に楽しく感じた経験、英語を話してそれが相手に通じたときの感動が忘れられないまま英語が好きになって中学・高校英語を積極的に学んでいってもらいたいものです。

 

目標と評価について
〇3・4年生では「聞く・話す」の2技能

 小学3・4年生では「英語に親しむ」ことを目的としています。身近な事柄について、基本的な表現を使って相手に配慮しながら伝え合うそのようなコミュニケーションをとるようにし、その経験を通じて“聞く力”を養っていきます。“英語を使って話してみたら相手に通じて楽しかった。”この様な体験をたくさんしてもらいたいもののようです。教科書はなく成績の評価もつきません。

 

〇5・6年生は「聞く・話す・読む・書く」の4技能

 小学5・6年生では「外国語教科」となり、教科書も使い成績の評価がつきます。内容もそれまでの「聞く・話す」に加え「読む・書く」も入ってきます。「読む」といっても小学生の段階では英語長文を読めなくても大丈夫です。たくさん聞いた文を文字で見て、そこに書いてある内容を理解できれば大丈夫です。何と言ってもコミュニケーションです。身近な事柄について内容を整理して考えや気持ちを伝える「英語によるコミュニケーションの基礎を養う!」ことを目的にし、より実践的な会話ができることを目指しています。授業は週2コマで年70単位です。

小学生の英語の教育目標としては、英語を通して積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図ったり、言語や文化への体験的な理解を図ったりすること、併せて英語の音声や会話に慣れることです。これらの基礎的な力を持って中学の英語へ繋げていくようです。

 

英語を学習するお子様への対応ついて

さて、それでは私達は子供達に対して家庭でどんな勉強をさせたら良いのでしょうか?いろいろとご意見はあると思いますが、私は英語を聞き取る耳を養ってあげることと語彙力をつけることが大切だと思っています。小学生の生徒さんに英語を教えていて感じることは、英単語や英文を聞いていると“子供の聞こえている音”と“私の様なおじさんが聞こえている音”は何だか違っているのではないかということです。発音させると分かります。“え~そんな風に聞こえるの?”って思うことが何度もあります。(ただ単に私の耳の老化が始まっていて正しく聞き取れていないだけかもしれませんが

 

最初は明らかに間違った文法や、違った発音で子供が繰り返すかもしれませんが最初は気にしなくていいと思います。何度も何度も例文を聞いて、発音してもらううちに音は正しい発音に似てきます。あるときには「私よりも上手い!」と感じることさえあります。子供は大人が聞き取るのに難しい音を簡単に拾っているのかもしれません。また、子供が英語を勉強しているときには、オーバーアクションで子供を褒めてあげてください。子供にとってはあまり触れたことのない外国語を勉強していて自分の発音や反応が良いのか悪いのか手探りでやっています。そんなときに周りの人からの褒め言葉があれば絶対嬉しく感じ、それが自信に繋がっていくと思います。こちらが褒めても子供の反応が薄いときもありますがそれでも褒めることを続けましょう。


また単語は上述した通り習う単語数がとても多くなります。耳で覚えることももちろん大切なことです。他方、同時に「書く」ということを行っていくことも大切です。私は現在、少人数授業で小6生に「英語」を教えています。少人数授業の目的は、「書く」という作業を中心の授業にすることで、抵抗なく中学英語に親しむことができると考えているからです。中学1年生の英語授業は、いきなり「書く」ことが中心となります。多くのお子様が、このギャップに戸惑いを感じてしまうケースが多いようです。

KATEKYO燕校では、小6生対象の少人数授業「英語」は行っていませんが、マンツー指導でしたら英語や算数、国語など5教科の指導が可能です。

ここKATEKYO燕で、中学入学準備に向けた「英語」を行っていきましょう!




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