令和7年度 新潟第一高校入試 受験対策 燕駅前 完全個別指導塾 KATEKYO
皆さん、こんにちは。燕駅前の仲町に位置する完全個別指導塾のKATEKYO学院 燕校教師の吉田です。中学生の皆さんは11月の定期テストや模擬試験、単元テストや実力テストなどで忙しい日々を送っていると思います。1月から2月中旬にかけて私立高校の一般入試(併願)が実施されます。
今回は特に、「新潟第一高校」に絞って一般入試(前期)の受験者数が千人を超えるため、どのような傾向があり、対策を取ったらよいかについて詳しくお話しします。
1.新潟第一高校 一般入試 出題傾向
国語(マーク式・試験時間50分)
①評論文
②小説文
③古 文
④国語常識(漢字の熟語、ことわざ、慣用句)
評論文や小説文はマーク式ということで記述問題はなく、比較的解きやすいです。
古文は現代語訳がほとんど付いていないため、難度がやや高めです。
漢字の熟語、ことわざ、慣用句は多岐に渡る問題のため、広い知識が必要となります。
数学(マーク式・試験時間50分)
①基本問題「計算(文字式、連立方程式、平方根、2次方程式)、関数、角度」
②確 率
③2次関数
④相 似
①の計算問題は公立高校入試の計算問題と比べると難度が高い傾向です。
②~④の単元では後半の設問に進むほど難度が上がります。前半の設問は比較的解き
やすいため、そこでいかに得点できるかが大切となります。
英語(マーク式・試験時間55分)
①リスニング問題
②文法・正誤・語彙問題
③広告、資料読み取り問題
④長文読解問題(350~450字程度。※会話文が出題されるときもあります)
⑤長文読解問題(600字程度)
②の英文法問題は例年5問出題、正誤、語彙問題は各3問ずつ出題され、難度がやや高めです。③の広告、資料問題は内容把握、資料の特徴を掴む必要があります。④の長文読解問題の語彙はやや難度が高めです。読み取らなければならない語彙数が多く、時間内に解けるかどうかが得点のカギとなります。
2.新潟第一高校 受験対策
国語
現代文においては本文の重要な文に「線を引く」をしましょう。引くポイントは、評論文では、接続詞、指示語に注目して筆者の主張を、小説文では登場人物のセリフや行動の前後に注目して心情に「線を引く」練習をすると良いです。古文は現代語訳がほぼないため、古語単語や古典文法を学習し、読解問題に取り組みましょう。
国語常識は広い知識が必要です。公立高校入試にも繋がるため、早い段階から練習する必要があります。
数学
計算問題は複雑な計算になっています。必ず途中式を書く癖をつけましょう。確率、関数、相似の単元はまずは基本事項をしっかりと身に付け、練習をして下さい。そこでの失点が得点差に繋がります。また、出題範囲ではありませんが、まだ学習していない三平方の定理も理解しておくと利用でき、解きやすくなります。過去の入試問題で使う公式が重複しているところもあるため、過去問題を利用し、実践形式で取り組むことをお勧めします。
英語
英文法は、2・3年生の単元、特に3年生の単元が多く出題されています。まずは3年生の英文法から取り組んで下さい。まだ習っていない単元も出題される可能性があるため、早めに予習しておくことも大切です。
長文読解問題は資料、広告問題を合わせると4題もあり、時間内で終わらせることが困難になる可能性があります。
そこで、語彙力アップが必要なため、英単語帳などでしっかりと取り組んで下さい。また、解く時間を決めで読解の練習をしていくことをお勧めします。
3.マーク式解答の注意点
先述しています通り、3教科すべてが「マーク式」での解答です。
中学の定期テストや単元テスト、実力テスト、すべてが記述式でした。普段、マーク式での取り組みを実践していないため、戸惑ってしまうお子様も少なくありません。
市販の過去問を購入し、マーク式に慣れるようにしてください。マーク式は、一問マークの解答がずれてしまうと以降の問題すべてが不正解となりますので注意が必要です。
また、マークが薄いと同じく不正解となる場合がありますので、濃い色の鉛筆などを使用して臨む必要があります。これ以外にはお分かりかと思いますが、記述試験のように三角で加点がもらえることもありません。正解か不正解かの二択になるということです。
新潟明訓高校もマーク式での入試となりますので、認識された上で取り組んでいきましょう。
4.まとめ
令和7年度の新潟第一高校の一般入試(前期)は2025年1月30日(木)です。入試本番まで残り3か月を切っています。
入試の出題範囲は、まだ学習していない単元からも出題される可能性がありますから、一人で学習するには難しい側面もあります。
そこで、私立高校受験の経験豊富なKATEKYOの教師から教わり、まずは併願受験で確実に合格を勝ち取りましょう。