こんにちは。
KATEKYO学院 教務課です。
新潟県教育員会より令和5年度新潟県公立高校一般選抜の平均点が公表されました。
普段、皆さまはあまり目にされることが無いと思いますので、考察を含めお伝えいたします。
「うちの子は、受験生なんだけど、未だに受験生とは言えない感じ・・・・」など、親御さまのお悩みは尽きませんね。
とにもかくにも、まずは昨年、令和5年度の5教科総合得点の平均点をみていきましょう。
5教科総合平均点
(R5年度~R3年度:過去3年間分)
ご覧いただいている通り、令和5年度は過去3年で一番悪い結果でした。
令和5年度に受験した塾生の感想を聞くと
・無理です。もう不合格だと思います・・・
・頑張ってきたのに、難しすぎました。とても悔しいです・・・
・特に数学が難しかったです。まさか、あの問題が出題されるとはまったく思っていませんでした・・・
など、良い感想を持った生徒さんは一人としていなかったのが我々としても残念でしかたありませんでしたし、悔しい気持ちは生徒さんと同じでした。
では、次に、何の教科が難しい結果となったのかみていきましょう。
5教科平均点
(R5年度~R3年度:過去3年間分)
ご覧の通り、一番平均点が悪かったのは「数学」です。
実に、令和5年度は令和4年度と比較すると5.7点も減少しています。
塾生もそうですが、教師陣も今回の数学の出題内容は「大問1の基本問題ですら解けなかった生徒さんが多かったはずだ」という感想でした。具体的な問題内容は割愛いたしますが、いずれにしても過去3年間において「数学」の平均点は減少の一途です。
数学の得意な生徒さんにとっては一番の得点源だったはずですから、落胆するのも無理はありません。
また、1つ言えることとして小問数が年々減少しているということです。令和5年度の数学の小問数は「22問」でしたが、令和2年度の数学小問数は「28問」と実に「6問」も減っています。
見方を変えると、一問の配点が高くなったということが言えます。さらに、問題自体の難度が高くなってきたために平均点も落ちてしまったということです。
「英語」においても2年前の令和3年度と比較すると12.6点も落ち込んでいます。英文の語彙数は令和4年度より127語も減少してはいますが、英文を正確に読み取り、その上で記述して解くことが求められた令和5年度の内容でした。子供たちは、小学生から英語を学んできていますし、その間に単語(語彙)を500語程度は覚えてきた上で中学へ入学しています。高校入試での語彙数は約1700語を覚えた上で受験に望まなくてはいけません。
以前の記事でも掲載していますが、通塾される生徒さんで指導依頼をいただく一番のオーダーは「数学」と「英語」の割合が高いです。得意な生徒さんでもそうでない生徒さんもこの傾向はあまり変わりません。令和5年度入試の「数学や英語」の難度が高まっている状況の今、令和6年度高校入試においても同様の傾向が続いていくはずです。「大丈夫、学校のテストはいつも90点程度はとれているから・・・」と安心していることができない新潟県高校入試の傾向であると推察しています。
我々KATEKYOは生徒さんの学習状況や保護者様からのご要望を伺いながら、その子の「オーダーメイドカリキュラム」を提案し、実行していただきます。
100人の生徒さんには100通りのカリキュラムがあります。合格に近道などありませんし、勉強のやり方にも王道はありませんが、マンツーマン指導というKATEKYOのスタイルでしたら、志望校合格というGoalに近づけてあげることができると思っています
一緒に志望校合格を勝ち取りましょう。
KATEKYO学院 加茂駅前校
お問い合わせ受付時間
(平日AM10:00~PM7:00)
(土曜AM10:00~PM4:00)