KATEKYO生のみなさん、中3生のみなさん。高校合格
おめでとうございます。
思い起こさば、みなさんが小学6年生だった3月から臨
時休校が始まりました。小学校の卒業式も、中学校の
入学式も、いつもとは違ったかたちで実施されました。
その後の中学校生活では、学校行事や部活動では何か
と制限され、その度にとても悔しい思いをしたことと
思います。
しかし、それも5月にはすべてが解消されます。
みなさんの高校生活が素晴らしいものとなるように心
から願っています。
KATEKYO新潟 教師・教務スタッフ一同
【KATEKYO】高校合格 おめでとうございます
【KATEKYO学院】総合型?学校推薦型?一般? タイプを決めて対策を練る必要性
文部科学省が発表した「令和4年度国公私立大学入学者選抜実施状況」をもとに作成しました。
全体でみると、大学入試の選抜方法の中でも、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜での進学者が多いことが分かります。大学進学者のうち13.5%は総合型選抜での進学者で、36.2%が学校推薦型での進学者でした。一般選抜は49.0%と、半数を割っています。特に、私立大においては41.7%が学校推薦型選抜による入学で、総合型選抜の15.7%を合わせると57.4%、およそ6割が学校推薦型選抜と総合型選抜での進学です。一方、一般選抜は4割にとどまっています。
また公立大でも4人に1人は学校推薦型選抜で進学していることが分かります。
また、注目したいのは「合格率」の数字です。国立・公立・私立のいずれもでも最も高いのが「学校推薦選抜」です。これには「指定校推薦」が含まれることが最大の要因です。特に私立大では総合型選抜と学校推薦型選抜の「合格率」が高くなるため、私立大を希望している場合は、これらで勝負すべきです。
「総合型選抜」については、基本的に評定平均などの条件を課さないことは従来と同じですが、大学入試改革によって2020年度入試からは、「総合型選抜でも必ず学力試験を課すこと」になったため、難化傾向にあります。なお、この学力試験には「基礎学力テスト」や「小論文」、また「プレゼンテーション」などがあり、いずれも定期考査とは異なりますし、模試などとも異なるため、対策にも手間と時間がかかります。
総合型選抜と旧AO入試は別物です。「評定平均が出願条件にないから総合型選抜の方にチャンスがある」と考えている受験生も少なくないようですが、それは大間違いです。確かに総合型選抜は「人物重視」ですが、その「人物評価」には、学力という能力や自分の考えを示す論述・表現力が含まれますし、将来の目標や志望動機などに意欲や熱意なども含まれます。特に志望動機は重要ですが、大学入試における面接では、「志望理由は、・・・・・です。」と回答したら、「では、高校で努力したことは?」などと次の質問に進むわけではありません。面接官はしっかり人物評価をするために、その回答した志望理由について、「それって具体的にどういうこと?」「もう少し詳しく聞かせて」「じゃあ、○○についてはどう考える?」など、次々とそれを掘り下げる質問をしてきます。場合によっては、志望理由についてのみで面接が終わることさえあるくらいです。
一方、学校推薦型の受験の場合ですが、評定平均アップのために3年1学期までは、とにかく定期考査対策です。
下は、評定の決まり方の例です。なお、柏高も常盤もこの方式です。定期考査結果をもとに各学期の成績(=学期平均)が決まり、年間平均も決まります(71点)。これを段階評価に当てはめると「4」になり、これが数学Ⅱの年間評定になります。他教科も同様の計算をし、全教科の平均を求めると、年間の「評定平均」が決まることになります(この生徒の場だと3.9となる)。
学校推薦選抜では、1・2年の年間評定と3年1学期までの評定をさらに平均化した「評定平均」を利用し、それが大学・学部によって「3.8以上」や「4.3以上」などという出願条件を設けています。なお、出願条件が「3.8以上」としている大学・学科を希望していて、自身の評定平均が3.8の場合、条件を満たしているだけのため、アドバンテージはなく、合格は難しいと言わざるを得ないのが実情です。
学校推薦選抜には、「公募」と「指定校」がありますが、「指定校」は校内選考を通過すれば、ほぼ確実に合格となりますので、志望校が確定しているのであれば「指定校」を目指しましょう。
【年間 評定の求め方】
【学年平均→評定への変換】
【年間全体での「評点平均」の求め方】
最初に受験日を迎えるのが