こんにちは!KATEKYO学院 長岡古正寺校です。
今回は、地元・長岡で毎年高い人気を誇る「長岡工業高等専門学校(長岡高専)」の入試制度について徹底解説します!令和8年度入試からの変更点や、合否を大きく左右する「傾斜配点」の秘密、さらには過去の志願倍率データまで丸ごとまとめました。長岡高専合格を目指す中学生の皆さんは、ぜひ参考にしてください!
1. 長岡高専入試の概要とスケジュール
長岡高専の入試には、大きく分けて「推薦選抜」と「学力選抜」の2つの区分があります。令和9年度入試のスケジュールと判定資料は以下の通りです。
【資料1】選抜区分と合格判定資料(令和9年度)
| 選抜区分 | 試験日 | 調査書(内申書) | 学力検査 | 面接 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 推薦選抜 | 1/9 (土) | 〇 | ― | 〇 | 専願(不合格時は必ず学力選抜を受験) |
| 学力選抜 | 2/14 (日) | 〇 | 〇 | ― | 第1志望〜第3志望まで学科を選択可能 |
2. 推薦選抜のポイント:志望学科への「専門知識と熱意」
推薦選抜は全学科で実施されます。令和8年度入試から募集定員は各学科の50%にあたる20人になりました。定員の半分がこの推薦選抜で決まります。
- 出願条件:理科・数学・英語の2・3年次の成績が5段階評価で3教科合計24以上という厳しい条件があります(平均4以上が必要)。
- 専願の縛り:「合格したときは必ず入学する」という規約があるため完全な専願となります。さらに「推薦選抜で不合格になった場合は、必ず学力選抜を受験する意思がある者」という項目も含まれます。
- 面接の特殊性:合否は「調査書」と「面接」で決まります。この面接は、一般的な高校入試(志望動機や中学校で頑張ったことなど)とは大きく異なります。例えば環境都市工学科では、「地球温暖化についてどのように考えるか」など、志望学科に関連した専門的な質問を投げかけられます。日頃からニュースに目を向け、基礎情報や専門知識、それに対する自分の考えをしっかり整理しておく専門対策が不可欠です。
3. 学力選抜のポイント:午前中の「3教科」と時間割への適応
学力選抜試験は5教科で実施されますが、理科・英語・数学は傾斜配点により満点が各200点(2倍)となり、合計800点満点で競います。また、特に注意が必要なのが、公立高校入試とは「当日の時間割」が全く異なる点です。
【資料2】試験当日(令和9年度)の時間割比較
| 順序 | 長岡高専(2/14) | 新潟県公立高校(2/25) |
|---|---|---|
| 1限目 | 理科(9:30~10:20) | 国語(50分)(10:00~10:50) |
| 2限目 | 英語(10:40~11:30) | 数学(50分)(11:10~12:00) |
| 3限目 | 数学(11:50~12:40) | ―― 昼食 ―― |
| お昼 | ―― 昼食(12:40~13:30) ―― | ―― 昼食(12:00~13:00) ―― |
| 4限目 | 国語(13:30~14:20) | 英語(50分)(13:00~13:50) |
| 5限目 | 社会(14:40~15:30) | 社会(50分)(14:10~15:00) |
| 6限目 | ―― なし ―― | 理科(50分)(15:20~16:10) |
💡ここに注目!
まず、試験を実施する「教科の順番」が公立高校と大きく異なります。長岡高専では、午前中のうちに傾斜配点教科である「理科・英語・数学」が立て続けに実施されます。さらに昼食の時間帯もズレるため、入試1ヶ月前からの過去問演習の際は、この当日の時間割通りに体内時計を合わせて解くことを強くお勧めします。
また、長岡高専と長岡高校・理数科などを併願する生徒も多いですが、令和9年度からは公立高校の入試日程が前倒しになり、高専入試との間がわずか10日間程度しかありません。高専受験が終わったら、一瞬で公立高校入試の「国語スタート」の時間割へ頭を切り替える準備が必要です。
4. 知っておくべき「傾斜配点」の罠:実は国・社が合否を分ける?
上記の通り、傾斜配点教科は正解すれば高得点ですが、逆に不正解の際のダメージも2倍になります。確実に得点を積み重ねたいところです。実際の合計点がどう変動するか、以下のシミュレーション(【資料3】)をご覧ください。
【資料3】傾斜配点による合計点・順位の変動例
■ 単純合計(各教科100点・500点満点)の場合
- 1位:Aくん(390点)(理75 / 英70 / 数75 / 国80 / 社90)
- 2位:Bくん(385点)(理85 / 英80 / 数80 / 国65 / 社75)
- 3位:Cくん(380点)(理90 / 英75 / 数90 / 国60 / 社65)
■ 理科・英語・数学を「2倍」にする傾斜配点(800点満点)を適用すると…
| 順位 | 受験生 | 理科 (200点満点) |
英語 (200点満点) |
数学 (200点満点) |
国語 (100点満点) |
社会 (100点満点) |
傾斜合計 (800点満点) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 👑 | Cくん | 180 (素点90) |
150 (素点75) |
180 (素点90) |
60 | 65 | 635点 |
| 2位 | Bくん | 170 (素点85) |
160 (素点80) |
160 (素点80) |
65 | 75 | 630点 |
| 3位 | Aくん | 150 (素点75) |
140 (素点70) |
150 (素点75) |
80 | 90 | 610点 |
5教科の単純合計ではトップだったAくんですが、国語・社会の文系教科が高得点だったのに対し、理科・数学が少し伸び悩みました。反対に3位だったCくんは、文系教科こそ伸びませんでしたが、傾斜配点教科の中で理科・数学がともに90点(計360点)と非常に高得点だったため、合計点を爆発的に伸ばして大逆転を収めています。
⚠️塾からのアドバイス:本当に差がつくのは「国語・社会」!
これを見ると「じゃあ理数英だけやればいいんだ」と思いがちですが、実はここに大きな罠があります。そもそも長岡高専を志望するような受験生は、大半が理科・数学、そして英語が大得意です。ライバルたちも軒並みこの3教科では160点〜180点以上のハイレベルな高得点を出してくるため、理系教科での差は思ったよりも開きません。そのため、実は傾斜配点のかからない「国語」や「社会」で取った数十点のリードが、最終的な合否を分ける決定打になるケースが非常に多いのです。全教科をバランスよく仕上げることこそが、確実な合格への絶対条件です。
5. 過去の志願状況・倍率データ
長岡高専の過去6年間の入試データ(学科別)をまとめました。志望学科の近年の動向や倍率の推移をチェックしておきましょう。
【資料4】学科別 入試志願状況一覧(推薦・学力合計)
| 学科名 | 区分 | R3年度 | R4年度 | R5年度 | R6年度 | R7年度 | R8年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 志願者 | 46 | 50 | 52 | 46 | 38 | 39 |
| 倍率 | 1.2 | 1.3 | 1.3 | 1.2 | 1.0 | 1.0 | |
| 電気電子システム | 志願者 | 35 | 51 | 46 | 63 | 41 | 49 |
| 倍率 | 0.9 | 1.3 | 1.2 | 1.6 | 1.0 | 1.2 | |
| 電子制御工学科 | 志願者 | 86 | 66 | 64 | 67 | 59 | 50 |
| 倍率 | 2.2 | 1.7 | 1.6 | 1.7 | 1.5 | 1.3 | |
| 物質工学科 | 志願者 | 54 | 47 | 58 | 71 | 39 | 47 |
| 倍率 | 1.4 | 1.2 | 1.5 | 1.8 | 1.0 | 1.2 | |
| 環境都市工学科 | 志願者 | 43 | 52 | 41 | 57 | 38 | 49 |
| 倍率 | 1.1 | 1.3 | 1.0 | 1.4 | 1.0 | 1.2 | |
| 計(全体) | 志願者 | 264 | 266 | 261 | 304 | 215 | 234 |
| 倍率 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.5 | 1.1 | 1.2 |
※倍率は、志願者数÷募集定員で算出し、小数点以下第2位を四捨五入しています。
※一部、元のデータで「1」と記載されていた倍率は、全体の表記に合わせて「1.0」と統一しています。
※「帰国生徒特別選抜」のデータは除外して算出しています。
過去の動向を見ると、「電子制御工学科」が毎年安定して1.3〜2.2倍の高い倍率を維持しているのが特徴です。また、R7年度に全体の志願者が大きく落ち着いた反動(隔年現象)からか、最新のR8年度入試では「電気電子システム工学科」「物質工学科」「環境都市工学科」の志願者が再び一斉に増加傾向へと転じています。油断は一切禁物です。
6. 勝負の夏!自分専用カリキュラムで高専合格へ
繰り返しになりますが、長岡高専の学力選抜は公立高校入試より10日も早く実施されます。大半の中学校では公立高校入試を基準とした進度で授業が進むため、高専を志望する受験生は、「12月いっぱいで中3の教科書内容をすべて自主的に予習し終える」という明確な先行スケジュールが必要です。1月以降は過去問を中心としたマークシート方式の専門演習に没頭しなければなりません。
そこで、KATEKYO学院 長岡古正寺校では、「今年の夏休み、本気で勉強を頑張るぞ!」と決意した皆さんのために、生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドの夏期講習を実施します。
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| 特長① |
社会人プロ教師による「1対1完全個別指導」 1対2や1対3といった複数の個別指導塾とは異なり、指導時間中は先生が完全に「つきっきり」であなただけを指導します。実績豊富なプロ教師が質の高い授業を提供するだけでなく、学習計画の作成や進路相談まで徹底サポートします。 |
|---|---|
| 特長② |
1回の中で複数教科・科目の指導が可能 中学生は主要5教科すべてを1回の指導時間内で自由に組み合わせて受講できます。長岡高専の入試傾向(傾斜配点)に合わせた対策はもちろん、私立高校対策、定期テスト対策、苦手教科の超克服など、状況に応じた完全カスタマイズが可能です。 |
| 受講代金(税込) |
中学生・高校生・既卒生: 90分 × 1回:5,500円 (小学生: 60分 × 1回:3,300円) |
| 指導回数 |
1~6回の中で自由に選択可能 指導日時や具体的な指導内容は、事前のカウンセリングにて担当教師と相談の上、目標に合わせて個別に決定します。 |
| 受付期間 | 6月15日(月) ~ 7月31日(金) |
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