三条市 東三条駅前 塾 1対1
こんにちは。KATEKYO学院東三条駅前校教師の岡村です。
以前、丸付けをしっかり行うことで成績アップする、という記事を書きました。
その上で、本当に大切なことなので、あえて、再び丸付けの話を書くことにしました!
「これだけしつこく書くくらいだから、丸付けをしっかり行うことって本当に大事なんだ」とご理解いただければ嬉しいです。
さて、生徒たちの宿題やワークをチェックしていて、丸付けのいい加減さに愕然とするときがあります。
丸付けを適当にしているようでは伸びない、という事実を声を大にして言いたいと思います。
「丸付けの精度」は学力と相関が強く、勉強が苦手な生徒ほど、不正解の答えに丸を付けます。
単語の綴りが違っていても○、漢字が間違っていても、数学でマイナスやπが抜けていても○、ひどい場合は、全く違う答えなのに○・・・。
解答と自分の答えをフワッとしか見ていません。
「いい加減に丸付けして、細かいところに目を向けないから伸びないんだよ。できるようになりたい、って気持ち、本当にあるの?」
そう言いたくなります。
成績を上げたいと本気で思っているのであれば、まずは「丸付け」と真剣に向き合うのが大事。
漢字や英単語を1文字ずつよく見て、1問1問、指で指して確認しながら、自分の答えと解答が同じか入念にチェックする。
勉強が苦手、成績が伸び悩んでいる生徒さんほど、「大事なのは問題を解くことで、答え合わせはおまけ」だと思っています。
が、それは大きな間違いで、問題を解くことと丸付けをすることは同じくらい大事。
というより、答え合わせ→解ける解けないの仕分け→ここからが本当の勉強。
つまり、「正確な丸付けが“勉強のスタート”」になる。
だから、ワークを解きっぱなしだったり、丸付けをおまけだと思っている時点で、一定以上の上位層の生徒さんとは全く違う勉強をしていると言えます。
答え合わせが下手なのは、上記のような間違った考え方と気の緩みがあるとは思いますが、そもそも共通点や違いを見つけるのが下手だから、と思います。
共通点や間違いを探す力はとても大事で、英単語や漢字を覚えるときも、自分の頭の中に入っている単語や漢字との共通点を意識すればゼロから覚えるより間違いなく覚えやすくなります。
共通点や違いを見抜く力を鍛えるには、「違いを見つけよう」「共通点はないかな」そう意識を向け続けるしかありません。
漢字が覚えられないなら、漢字を読み書きする回数や時間を増やすしかないように、思考力が足りないなら、日頃から思考するようにしないと思考力が育たないように、共通点探しや間違い探しも、見つけようという意識をもってやり続けることで感度が上がってくる。
日頃、自分の答えが間違えているのに丸にしてしまっている自覚がある人は、これからは多少時間をかけてもいいので、「注意深く見よう」という気持ちで、落ち着いて丸付けをしましょう。
答え合わせは、そもそも1時間も2時間もかかるものではありませんよね。
普段より気を配ったとして、いつもより数十秒~数分変わるくらいです。
その小さな時間の差で、違いを見抜く力や共通点に目を向ける力が育つとしたら・・・
しっかりやった方がいいに決まっています。
ということで、前回に引き続き丸付けは大事ですよ、というお話でした。
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