新潟県高校入試 英単語について(形容詞・副詞編)
KATEKYO新潟 燕校教師の吉田です。この夏休みは、とても大切な時間です。受験勉強に時間を割くことはもちろんですが、休み明けには二学期中間テストがあります。色々な生徒さんを25年以上指導をしてまいりましたが、特に夏休み中、勉強に打ち込んだ生徒さんは志望校へ合格しているお子様が多いです。悔いのない夏休みにしていきましょう。
さて、新潟県高校入試に出題された英単語の「形容詞・副詞」について話したいと思います。この2つは英語の問題を解く上で大切な品詞です。英語が苦手な生徒さん、もっと得点を伸ばしたい生徒さんは是非ご覧ください。
(1)形容詞・副詞って何?
文法的に説明すると「形容詞」は名詞を修飾する品詞です。「副詞」は名詞以外、つまり動詞・形容詞・副詞を修飾する品詞です。英文の「主語+動詞」という基本構造に、より詳しい情報を与え、表現を豊かにしてくれる大切な品詞です。
(2)入試にはこんな形容詞・副詞が出題されている
新潟県の高校入試の対話文、長文に出た「形容詞・副詞」は1,2年生で学習するものが多いです。大きく分類すると4つになります。
① 感情を表す
「happy」(幸せな) 「sad」(悲しい) 「surprised」(驚いた) 「fun」(楽しい)
「excited」(わくわくした) 「afraid」(恐れた) など
② 難易を表す
「difficult」(難しい) 「hard」(難しい) 「easy」(簡単な) 「easily」(簡単に)
など
③ 様態を表す
「busy」(忙しい) 「beautiful」(美しい) 「famous」(有名な)
「important」(重要な/大切な) 「carefully」(注意深く) など
④ 頻度を表す
「sometimes」(時々) 「usually」(たいてい) 「always」(いつも)
「often」(しばしば) など
その他にも程度や寒暖、天気を表す「very」(とても)「cold」(寒い)「hot」(暑い)
「sunny」(晴れた)なども問題文中に出ています。
(3)形容詞・副詞は大切!
形容詞・副詞は問題を解く上で「ヒント」になります。特に(2)の①~③の「感情」「難易」「様態」が重要で、記述や選択問題の答えの根拠になる単語が多くあります。
では、実際の入試問題を見てみましょう。
例えば、平成30年度の新潟県高校入試の英語の大問4の(5)に
「国際化の時代に、私たちは何をすることが重要だと述べられていますか。具体的に日本語で書きなさい。」という問題が出題されました。
ポイントは「重要な」という形容詞に注目です。英語に直すと「important」です。
問題本文から「important」を探します。すると、本文の最後の方に下の英文が出てきます。
“~, it is importantfor us to use a simple way of communication that all of us understand when we try to understand each other.”
これを訳すと
「お互いに理解し合おうするとき、私たち皆が理解できる、わかりやすいコミュニケーションの方法を使うこと。」という答えになります。
このように「問題文」に形容詞・副詞を追っていくと答えの根拠に繋がり、正しい答えを導き出すことができます。教科書の載っている形容詞・副詞で十分、入試に対応していけます。前回の動詞編でお話しした暗記方法で、計画的に覚えていきましょう。
最後になりますが、年々、公立高校入試英語の長文は長くなっていますから、「速読できる能力」も求められています。「習うより慣れろ!!」ということばがあるように、普段から活字に触れておくことも読解力の向上に繋がっていきます。我々は受験のプロ・指導のプロとして目の前にいる生徒さんのために、力を注いで授業をしています。
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